昨年の今頃は、東京オリンピックに合わせて温めてきていた新作「Sealed House 121 – New National Stadium -」を発表する個展の準備と、その個展に先立つアートフェア東京へ向けての準備に取り組んでいました。
また、新年には例年通り大仏殿から春日大社を詣でて一年の健康を祈る。
ここ数年は毎年そんな年末年始を過ごしてきていました。
当たり前のように開催されてきた予定は今年の三月からは随分と変わってしまった。
延期や中止という可能性がつきまとい、目に見えない緊張感が常に何処かにある。
今年を振り返るとコロナの事は外せないのだろう。
展示も多くの影響を受けたが、それでも素晴らしい出会いがあり、今も制作の只中にいるのは凄く有難い。
来年からの展示も何かしらの影響は避けられないのだとも思う。
だからと言ってこれまでと変わらない仕事を続けていきたい。
今年も一年ありがとうございました。
来年もより良い作品を作りたいと、強く思います。