配送の手続きもひと段落。
いつものように筆を握る。
発表がいつになろうと関係なく筆を握る。
展示の期間は1ヶ月あるが、この状況では実際にオープン出来る日は一週間ないかもしれないし、オープン出来ないかもしれない。
仮に1日、オープン出来たならその日に僕の作品を見た人が、来て良かったと思えたならそれで良いと思う。
決して無理して、無理やり開けるのではない。
最終日1日の可能性でも良い。延期になったって、中止になったって仕方がないし、ちゃんと受け入れている。
信頼しているギャラリーがただ1日だけでも開けれるというなら、その日の為にいつも通り最高の準備をする。
だからこそ、またいつでも観せる事は出来る。
だからいつだって準備をする。